自動車泥棒と車上荒らしの現状と対策

自動車泥棒と車上荒らしの現状と対策自動車の盗難事件や車上荒らしといった迷惑なニュースが後を絶ちません。
車の数や総人口がが多いこともあり、愛知、大阪、神奈川、千葉、茨城、埼玉、兵庫、福岡といった、大都市で多く発生しているのが特徴です。

最近も、トヨタのランドクルーザーやプリウスなど人気車種が相次いで自動車盗難の被害にあっているというニュースをよく耳にすると思います。

ただ、車の盗難事件に関していうと、件数自体は年々減少傾向にはあり、警察庁の統計によると、認知ベースの自動車盗難件数ですが、2003年には約65000件あったものが、10年後の2014年には約16000件まで減ってきていることがわかります。

近年の自動車泥棒ですが、

  • 盗難車が戻ってくる割合が低い
  • 駐車場での犯行が多い
  • キーを抜いていたのに車を盗まれた
  • 乗用車以外の特殊車両の盗難の割合が多い

このような特徴があるといわれています。

また組織的な犯行が目立つのも最近の自動車盗難の特徴の一つです。

盗難車とわからないように、車体は解体・分解され、中古の車体部品として海外に不正に輸出されるケースが多いようです。
また解体した複数の車両のパーツをランダムに組み立てることで、全く異なる車両を作りだし、不正に販売するケースもあるようです。

こうした犯罪には、先述の通り、犯罪グループによる組織的な犯行の場合が多く、そうした犯罪グループが活動するための資金源となっている実態があります。

自動車泥棒には大胆な手口が多い

自動車盗難を経験したことがない人は、具体的にイメージすることが難しいと思いますが、自動車泥棒には大胆な手口が多いです。

具体的にみてみると、

  • 工具など固いもので窓ガラスをたたき割り、ロックを解除し中に入る
  • ドアの鍵を、針金などで窓の隙間を通してロック解除し車内に侵入し車のカギを盗む
  • ステアリングロックは力づくで破壊してエンジンをかける
  • レッカー車を使って無理やり車を盗む

このように、大胆な行動が目立ちます。

自動車のキーががあれば、車を盗むことはできるので、被害者の家に侵入してカギを盗むケースもあったり、車体に隠しているスペアキーを探し出し、自動車を盗むケースも多いようです。

自動車は私たちの日常生活に密接にかかわっているため、自動車の盗難は本当に困ります。
自動車ローンだけが残り、盗むなら自動車ローンを盗んでくれよと憤慨する心情は心から理解できます。

自動車盗難は、防止策もあるので、なんとか事前に防ぎたいところです。

売れるものなら何でも取っていく恐るべき車上荒らし

自動車盗難は、自動車を車体ごと盗んでしまう手口でした。
一方の、車上荒らしは、他人の自動車の車内から金目の物を盗むことを言いますが、その車上荒らしの被害は、車内に置いてある貴金属だけでなく、タイヤ、アルミホイール、カーナビなどの高価なカーアクセサリーにも及ぶそうです。

盗難されたモノの中に、キャッシュカード、クレジットカード、運転免許、パスポート、実印、携帯電話などが含まれている場合、不正利用の被害にあったり、悪用されるリスクも出てくるので、気づき次第、機能を停止するなどの対策を早急にとる必要があります。

車上荒らしを事前に防ぐためにも、防御策をしっかりととっておく必要があります。

盗難を防ぐには複数の防御策を組み合わせることが大事

こうした自動車泥棒や車上荒らしを防ぐためには、まずは「自分だけは自動車盗難に遭わないだろう」という楽観的な考えを捨てることが大事になってきます。

また、具体的には

  • 貴重品を車内に放置しない
  • 必ず車を離れるときにはドアにカギをかける
  • 監視カメラ設置など、防犯設備がしっかりした駐車場を利用する
  • イモビライザーや各種盗難防止装置の活用
  • スペアキーを車に取り付けない

などの対策を可能な限り組み合わせて対策することが大事になってきます。

残念ながらイモビライザーなど最新セキュリティーを搭載した新型車であっても、車の盗難を完全に防ぐことはできません。

イモビライザーとは、キーに登録された固有のIDコードと、車両に登録されたIDコードを電子的に照合し、一致すればエンジンを始動させる盗難防止システムのことで、実際に車の盗難件数を一時的に半減させることになったものの、イモビカッターなどのイモビライザーを解除する装置が出回ってきたことで、逆に自動車窃盗団からの標的になっているという厳しい現実があります。

このように、自動車泥棒や車上荒らしを技術的に完全に防ぐ対策は正直難しいのが現状です。

ですが、一人一人ができる防犯対策を複合的に行うことで、自動車盗難や車上あらしの発生するリスクをかなり減らし、高い確率で未然に防ぐことは十分可能になります。

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